中城湾・海上土木工事の現調

中城湾と久場良太郎
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沖縄建設Neo、現場へ!

皆様、こんにちは! 沖縄県うるま市に本社を構える、沖縄建設Neo株式会社です。先月3月に設立したばかりの私たちですが、未来のプロジェクトに向けて早速、現場へと足を運んできました! 今回訪れたのは、風光明媚な中城湾(なかぐすくわん)。ここで計画されている海上土木工事現地調査(現調)を行いました。会社としてはスタートを切ったばかりですが、来る5月からの本格始動に向けて、着実に準備を進めています。今回の現調は、その重要なステップの一つです。この記事では、現調の様子や現場で感じたこと、そして私たちの今後の展望について、臨場感をもってお伝えできればと思います。新しい会社のフレッシュなエネルギーを感じていただけると嬉しいです!

「現調」とは?建設プロジェクト成功の鍵

なぜ現地調査(現調)が不可欠なのか

建設業界で「現調(げんちょう)」と呼ばれる現地調査。これは、工事を始める前に、計画地やその周辺の状況を実際に確認する、非常に重要なプロセスです。いわば、料理でいうところの食材の吟味や下ごしらえのようなもの。図面や資料だけでは把握しきれない、地形、地質、周辺環境、インフラの状況、アクセス経路などを五感を使って確認します。これにより、設計の精度を高め、潜在的なリスクを事前に洗い出し、より安全で効率的な施工計画を立てることが可能になります。「見て、触れて、感じる」ことで得られる情報は、プロジェクトの成功を左右すると言っても過言ではありません。特に私たちのように新しい会社にとっては、一つ一つのプロジェクトを確実に成功させることが信頼構築の礎となります。だからこそ、基本となる現調を丁寧に行うことを大切にしています。

中城湾での海上土木工事

今回、私たちが現調を行ったのは、うるま市からもほど近い中城湾で計画されている海上土木工事の現場です。海上土木工事とは、港湾、防波堤、護岸、人工島、海底トンネルなど、文字通り海に関わる構造物を造る工事のこと。陸上の工事とは異なり、潮の満ち引き、波、風、海底の状況など、海特有の自然条件を考慮する必要があります。今回の現調では、計画されている工事エリアの現在の状況、周辺の船舶航行状況、環境への影響などを重点的に確認しました。美しい中城湾の自然環境に配慮しながら、安全かつ高品質な工事を実現するため、現場の状況を正確に把握することが今回の大きな目的でした。実際に現場に立つことで、図面上の情報にリアリティが加わり、具体的な施工イメージを固めることができました。

中城湾の風とリアル

心地よい海風と、五感で捉える現場状況

中城湾の現場に立った日、私たちを迎えてくれたのは、沖縄らしい暖かく心地よい海風でした。青く広がる海と空、遠くに見える緑豊かな島々の景色は、まさに絶景。この美しい自然の中で仕事ができることに、改めて喜びと責任を感じました。しかし、私たちは単に景色を楽しみに来たわけではありません。この心地よい風も、時には工事の進行に影響を与える要素となり得ます。風の強さや向き、波の高さ、潮の流れなどを肌で感じ、五感をフル活用して現場の「今」をインプットしていきます。また、周辺の音、海の匂い、足元の感触など、デジタルデータでは得られない情報も、計画を立てる上での重要なヒントになります。この美しい環境を守りながら、安全に工事を進める決意を新たにする、貴重な時間となりました。

図面だけでは分からない、生きた情報の収集

現調の最大の価値は、図面やデータだけでは決して分からない「生きた情報」を得られることです。例えば、実際に船で工事予定箇所に近づき、想定していた水深や海底の様子を確認したり、陸からのアクセスルートの現状や、資材搬入に必要なスペースを実測したりします。また、周辺の漁業活動やレジャー利用の状況など、地域の方々の生活との関わりも考慮すべき重要な要素です。これらの情報は、現場に足を運ばなければ正確には把握できません。今回の現調でも、計画段階では見えていなかった細かな発見がいくつもありました。これらの「生きた情報」を基に計画を修正・具体化していくことで、より安全で、環境に優しく、地域に受け入れられる工事へと繋げていきます。現場主義こそ、私たち沖縄建設Neoが大切にする考え方の一つです。

5月本格始動へ!

設立初期だからこそのエネルギーと計画性

沖縄建設Neo株式会社は、設立からまだ日が浅い、生まれたての会社です。しかし、だからこそ、未来への大きな希望とエネルギーに満ち溢れています!3月の設立以来、ロゴマークや名刺の作成といった会社の基盤づくりを進めると同時に、今回の現調のように、具体的なプロジェクトに向けた準備も着々と進めてきました。5月からの本格始動に向けて、現在はまさに助走期間。少数精鋭のチームですが、一人ひとりが持つ経験と知識を結集し、お客様や地域の期待に応えられる体制を整えています。設立初期ならではのフットワークの軽さと、新しい発想(Neo)を武器に、これからの沖縄の建設業界に新しい風を吹き込んでいきたいと考えています。

うるま市から沖縄全域へ、地域と共に

私たちの本社があるうるま市は、豊かな自然と歴史文化が息づく素晴らしい街です。私たちは、この地域にしっかりと根を下ろし、まずは地元うるま市の発展に貢献していくことを第一に考えています。そして、将来的には、うるま市で培った経験と信頼を基盤に、沖縄県全域のインフラ整備や地域活性化に貢献できる企業へと成長していきたいと考えています。今回の中城湾でのプロジェクトも、その目標に向けた大切な一歩です。私たちは、単に建物を建てたり、構造物を作ったりするだけでなく、その先にいる人々の暮らしや、地域の未来を豊かにすることを目指しています。地域社会の一員として、皆様と共に発展していけるよう、誠心誠意努めてまいります。

まとめ

今回は、設立間もない沖縄建設Neo株式会社が、中城湾で行った海上土木工事現地調査(現調)についてレポートさせていただきました。現場の心地よい海風を感じながら、プロジェクト成功の鍵となる「生きた情報」を収集し、5月からの本格始動に向けて確かな手応えを感じることができました。
まだまだスタートラインに立ったばかりの私たちですが、情熱と計画性を持って、沖縄の未来を築く一助となれるよう、一歩一歩着実に進んでまいります。本社のあるうるま市から、沖縄全体へ。私たちのこれからの活動に、ぜひご期待ください!

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